Googleからこんな発表がありました。
Finding more mobile-friendly search results(外部リンク)
http://googlewebmastercentral.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html
2015年4月21日から、Googleモバイル検索のランキング結果に
「スマホ対応」しているかを要因とする発表です。
■Google、「スマホ対応」をランキング要因に利用することを決定。外部リンク)
https://www.suzukikenichi.com/blog/mobile-friendly-as-a-ranking-factor/
海外の話ではなく全世界ということなので、日本も当然含まれるわけです。
ちなみに、今スマートフォンから検索をした結果を見ると、このようになります。
「スマホ対応」と表示されているのがお分かりでしょうか?
スマートフォン対応はするべき?
昔はインターネットといえばパソコンを開いてネットに接続して見るものが当たり前でした。
でも今では、ちょっと調べる時はスマホで検索しますよね?
ちなみに私自身の個人ブログの解析を見ると、
PC 56%/スマホ 40%/タブレット 4%
となっており、PCとスマホ・タブレットの差は半々くらいまできていました。
企業サイトなどはPCの割合が多くなると思いますが、お店などのサイトはスマホの比率が高いのではないでしょうか。
スマートフォン人口の推移
”2014年9月にスマートフォンの保有率が従来型携帯電話(ガラケー)の保有率を超 え、その後も伸びていることが分かりました。特に20代から50代までのスマートフォンの保有率は2014年11月時点で64%と働く世代の3人に2人が スマートフォンを保有している状況となり、スマートフォンの存在感がさらに増した年となりました。”
「ニールセン 2014年のまとめレポート Digital Trends 2014を公開」より
http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/03/Newsrelease20150324.html
この図を見る限り、スマートフォンがPCを追い抜く日も近そうですね。
ただ、PCが完全に無くなるということは無いと思っています。
いくらスマホが高性能になっても、作業はワイド画面のPCでやってますし、デスクワークがスマホで出来るようになるとはまだまだ思えません。
特にBtoBなどでは、オフィスからPCで調べたりすることが多いでしょうから、サービスについての詳しい紹介はPCベースで作ったほうがいいでしょう。
ブログなどのコンテンツは、スマホで見るという方も多いかもしれません。
スマホ→通勤通学中、休憩中、外出中、自宅でくつろぎながら見る
PC→仕事中、作業中、自宅でじっくり見る
といった、シーンによってデバイスの使い分けを意識するべきなのではないかと思います。
「スマホ対応」ってどこで調べる?
さて、冒頭に出てきた「スマホ対応」ですが、一体どうやって判断しているのでしょうか?
Googleの社員が1サイトずつ審査している?
さすがに物理的に無理でしょう。
ある程度の判断基準を持って自動的に判断しているようです。
それを判断できるサイトもGoogleから提供されています。
モバイルフレンドリーテスト(外部リンク)
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja
ちなみに弊社のサイトでテストするとこのような結果になります。
モバイルテストの結果は、あくまで「モバイル検索の結果」に要因します。
なので、PCがメインな場合はそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
しかし、モバイルユーザーが大事になってくるようなサイトでは、やはりスマホ対応は意識されたほうがいいでしょう。
スマホサイトの考え方
これまではPCサイトを作って、それに合わせたスマートフォンサイトを作るような流れが主流でした。
弊社も基本はそのスタンスで作っております。
しかし、業種やシーンによってはスマホで見るユーザーが多い場合があります。
そうなってくると、スマートフォンサイトを作って、それに合わせたPCサイトを作るという、従来とは逆の制作パターンもこれから増えてくるのではないでしょうか。
弊社でもスマートフォンサイト制作などは取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。